完整的災害警戒系統不只是精準的預測
一個完整的土砂或其他天然災害警戒系統,必須包含「警戒模式」及「發布機制」二部份。警戒模式旨在預測災害可能發生的形式、時間、地點、規模、持續時間及後續演變的趨勢,一般多採用經驗法、統計法或更為複雜的物理模式。
發布機制則是將複雜的警戒模式預測結果轉化為明確易懂的庶民語言,並能激發受災害威脅之個人、社區及組織,採取適當反應,一般至少需要具備「敘述清楚、容易理解、發布條件明確、提供明確的行動指示」等條件。
早期多數的研究多集中於警戒模式的開發,但在未考量實務操作 (發布機制) 可能遇到的各種複雜情境及需求下,多數警戒模式實際應用於颱風豪雨期間之成效有限。近期則有愈來愈多的研究開始探討,如何進一步的強化風險認知與溝通,讓民眾能夠感受災害威脅,配合或主動疏散,並具備防災知識與能力以作出適當反應。
日本新建立5級警戒機制
日本在近年多次重大災害後,有鑑於民眾對於警戒內容之理解與認知不足,實際避難比例過低造成重大傷亡。內閣府於2019年3月29日再次修訂避難勧告等に関するガイドライン(避難勸告相關指南),將水災及土砂災害之警戒發布機制統整為五個等級(Level1~5),希望更能將疏散避難機制強化與落實。參考網址:http://www.bousai.go.jp/oukyu/hinankankoku/h30_hinankankoku_guideline/index.html
即便內閣府已持續加強各方面的宣導,但用字或風險溝通上稍有不慎,仍可能造成意料之外的結果。下圖為內閣府提供的宣導海報的正反二面內容,其中正面的部份為了強化民眾印象,在用語及圖像表達上作了一些調整與簡化。例如警戒Level 4為「全員避難」,民眾應儘快前往安全避難處所避難!
簡化加深印象 vs. 詳盡避免誤解─風險溝通的二難
但在今天(2019/9/2)的日本新聞中出現了這樣的意見警戒レベル4の「全員避難」で住民混乱
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00142/00530/
大意是說,新的警戒發布機制,在今(2019)年6月28~7月3日的九州南部豪雨期間,許多民眾誤以為只要發布 Level 4 所有人就一定要離開家中前往地方政府指定的避難處所,所以在風雨中仍冒險渡河或經過危險路段,卻未細看(或地方政府宣導時未強調)海報背面已說明:「如果前往政府指定的避難處所的路程中有危險,應就近找相對安全的地點或是家中較安全的位置避難(註:例如較高樓層)」
此部份其實就回應到建立警戒發布機制時的另一個重要課題-如何強化及提昇民眾(包含媒體)的防災知能。例如,2004年南亞海嘯時,許多民眾不知海水倒退為海嘯前兆,未能第一時間立即撤離海邊;或是已接收到海嘯警報,但未能認知海嘯的高風險而未撤離,以致造成重大傷亡。
防災工作必須是多元的協作方式,不能僅仰賴高科技來提高預測精度,也須結合心理學、社會學及良善的制度設計才能讓機制有效運作;然而更重要的是,防災必須建立風險分擔的共識,政府提供預警訊息及傳播管道,但民眾及媒體更須具備防災知識與能力以作出適當反應。否則,就算建立再精準的警戒模式,在直接面對天然災害衝擊的這一端如未能有相應的知能,最後留下的仍只是一再重演的悲劇與遺憾。
谷川 博=日経 xTECH/日経コンストラクション
豪雨時の防災情報を住民が直感的に理解できるように危険度を5段階で示す「警戒レベル」を導入した国のガイドラインが、かえって住民の混乱を招いている。
2019年6月28日~7月3日に九州南部を襲った記録的な大雨で、鹿児島市がガイドラインに基づいて市内全域に避難指示を出した際に、住民から「全員が避難所に行くのか」などの問い合わせが相次いだ。
鹿児島市は当時、崖や河川に近い場所など、危険な地域に住む人に対して直ちに避難するよう呼び掛けていた。しかし、避難指示がガイドラインで「全員避難」に当たる警戒レベル4に含まれるため、住民がその趣旨を誤解。増水した河川を渡るという危険を冒してまで避難所にやってくる人もいた。
19年3月から新たに導入された警戒レベルの大きな特徴は、レベル4を「全員避難」と明確に位置付けたことだ。ただし、公的な避難場所までの移動が危険と思われる場合は、近くの安全な場所や自宅内のより安全な場所に避難する。避難指示の趣旨を誤解する住民がいたのは、レベル4の「全員避難」の文言だけが独り歩きしているためとみられる。
その一方で、「全員避難」のレベル4の情報が出ても、避難行動を起こさない住民も多かった。
ガイドラインでは、避難勧告を避難指示と同じレベル4に位置付けている。過去の災害で、勧告が出ても次の段階の指示を待って逃げ遅れる人がいたからだ。そこで、勧告と指示の違いによらず、すぐに避難を始めるように両者を同じレベルに設定した。この点がまだ住民に浸透していないようだ。
鹿児島市が7月1日から2日にかけて市内9地域に段階的に避難勧告を出した際には、避難所への避難者数は最も多い時間帯でも150人程度だった。ところが、3日の避難指示の直後に790人へと急増。4日には、最大3500人近くにまで増えている。
沒有留言:
張貼留言